お掃除機能付きエアコンクリーニング、分解高圧洗浄の作業手順
お掃除機能付きエアコンクリーニング、分解高圧洗浄の作業手順を写真入りでご紹介いたします。
お掃除機能付きエアコンクリーニング作業手順
1. お客様宅にお伺いします。
ご予約時刻5分前にインターホンをならし、ご挨拶してお客様宅に入ります。
クリーニングするエアコンの前に養生を敷いて、作業荷物を搬入致します。エアコンの横にカーテンがある場合濡れないよう片方を外して反対側に移動します。また、リビングのエアコンに多いのですが、エアコンの下にあるお子様が書かれたご両親の似顔絵や、賞状などは移動をお願いしております。その後リモコンで動作確認を致します。
2. コンセントを抜きます。
100V・200Vのコンセントを抜きます。
夏場の場合は、エアコンを直前まで使用しているとお掃除ロボットが動いている場合や、動作確認をして運転停止後お掃除ロボットが作動している場合がありますので、指定の場所にお掃除ロボットが収まっているかどうかを確認してから、コンセントを抜きます。
3. お掃除機能付きエアコンのフロントカバーを外します。
お掃除機能付きエアコンのフロントカバーを外します。各種メーカーや大きさによりエアコンのカバーも開け方が色々あります。
シャーププラズマクラスターは特徴的なタイプになります。
通常は写真のタイプが多いケースになります。
また、パナソニック製などはカバーに配線があるケースもあります。
4. ダストボックスを外します。
ダストボックスを外します。自動排出型ではこの作業は必要ありません。写真はダストボックスがあるタイプになります。お掃除ロボットが掃除してホコリがここにはいる仕組みです。
タイプ別で自動排出型もありますので、メーカーの技術・個性が全面に出てきます。
5. フィルターを外します。
お掃除機能付きエアコンは、ノーメンテ(メンテナンス不要)というフレーズのために、まったくお掃除されていないケースが多々あります。日頃からお掃除してないと、ホコリがたまりカビが発生しやすくなります。
6. 吹き出し口のルーバーを外します。
吹き出し口のルーバーも各メーカーさんにより個性が出る箇所になります。霧ヶ峰は一般的な形状ですが、シャープ製はまったく違います。
また、ダイキン製は下に下がりながら開くケースなど、色々なパターンがあります。
7. 本体カバーを外します。
本体カバーを外していきます。各メーカーによりビスやツメのパターンも色々あります。100V、8畳以下のシャープ製などは、左右のルーバーの下に2本ビスがあり、一見してわかりずらく、富士通製やパナソニック製(2015年以前)・日立製などは分割式のカバーになります。年式・大きさ・メーカーにより色々なタイプがあります。
8. 配線カバーを取り外します。
お掃除ロボットにはノーマルエアコンと違いたくさんの配線があります。お掃除機能付きエアコンで、通常のエアコンに+4,000円頂いておりますのは、ここからの作業代になります。メーカー・大きさにより外し方も違います。お掃除ロボットも2種類のタイプに分かれております。
9. 配線を取り外していきます。
配線をたどり、基盤からコネクターなどを外していきます。
たまにロボットが取り外せないケースが発生するのは、右壁ぴったりに設置している場合、コネクターが取り外せない為になります。
特にパナソニック製(旧ナショナル製)は5cmぐらいは隙間がないと、奥のオレンジ色のコネクターが取り外せません。
また、左側にも配線が回り込んでいますので通常よりも15分前後時間がかかります。
ただ最近のパナソニック製は、お掃除ロボットが固定式にかわりましたので、他のメーカーと同等の時間になります。
コネクター類を外すのが一番多いメーカーが、パナソニック製(旧ナショナル製)です。
比較的コネクター類が少ないのが、富士通製ノクリア・シャープ製プラズマクラスターになります。
お掃除ロボットは、メーカー・大きさ・年式により多数のパターンがありますので技術が問われるケースになります。
10. 固定ビスを取外します。
お掃除ロボットからでている配線を取り外して分解していきます。ここもメーカーにより色々なケースがあります。
本数も違いますし、ツメのパターンも違います。
比較的簡単なのが、ダイキン製・三菱製ではないでしょうか。
逆に一番大変なのがパナソニック製(旧ナショナル製)になります。
11. お掃除ロボットを取り外します。
シャープ製プラズマクラスター・富士通製ノクリアなどはまったくアルミフィンが見えませんので、汚れているケースが多々あります。
またお掃除ロボットにホコリが多いのは構造が複雑な為や、ノーメンテというふれこみで一度もフィルターを掃除されていないためです。行き場を失ったホコリが回り込んでいます。ホコリと夏場のエアコンで出る水滴が、カビが発生する原因です。
12. アルミフィンの汚れを確認致します。
お掃除ロボットエアコンは、ここまでしないとアルミフィンが出てきません。アルミフィンの状態をよく目視して、ホコリが溜まっている場合は、バキュームとブラシでホコリを除去していきます。
比較的ホコリが多いのが、12畳以上のダイキン製・シャープ製・富士通製ではないでしょうか。
13. 養生をしていきます。
ここからは通常のエアコンと同じ手順です。まず、マスカー550mmと養生テープを使い水が漏れないようにしていきます。夏場、クリーニング直前までエアコンを使われていると水滴で養生テープがつかない場合がありますので、ウエスで水滴を除去してから行っていきます。水漏れが発生しない為にはケースバイケースの対応能力が大事になります。
14. 専用のエアコンクリーニング洗浄シートをかけます。
専用のエアコンクリーニング洗浄シート(呼称ホッパー)をかけ、電装部はタオル・マスカーで養生して壁際にはタオルを入れます。
また、天井の壁紙も濡れないようにマスカーをしていきます。
15. ここで洗浄を行える状態になります。
各所チェックしてここで洗浄できる状態になります。お掃除ロボットの場合、作業時間を1時間半~2時間前後いただいておりますのは、お掃除ロボットの取外・取付に多大な時間がかかるからです。設置状況でも作業時間は随分と変わります。エアコンの下の荷物、家具等はできるだけ移動をお願いしております。
16. 洗剤を塗布してつけ置きします。
アルミフィン・吹き出し口に天然洗剤「えがおの力」やエコ洗剤を噴霧して、つけ置きしておきます。
お掃除ロボットは汚れているケースが多いので、効果があります。
17. 取り外した部品を洗浄します。
つけ置きしている間に、取り外した部品の洗浄作業を行います。
お掃除機能付きはホコリが大変多いので、まずはバキュームしてから洗浄を行います。取り外した配線類に気をつけながら作業を行います。
また、汚れがひどい場合は浴室をお借りするケースもあります。
18. 高圧洗浄機をセッティングします。
エアコンクリーニングに適している圧力の高圧洗浄をセットします。
また、水も大量に使いますので専用のケースに水を入れます。
その場合、お風呂か洗面台から水を入れさせていただきます。
19. アルミフィンを高圧洗浄します。
つけ置きしたアルミフィンを高圧洗浄していきます。
周りに飛散しないよう注意しながら行います。
ただ洗浄するだけでは奥まで入っていきませんので、角度を変えながら行います。
20. 汚れがひどい場合は、洗剤を噴霧しながら洗浄。
アルミフィンの汚れがひどい場合は、えがおの力やエコ洗剤を噴霧しながら高圧洗浄致しますと、効果が増します。
弊社では自然環境に悪いアルミフインを溶かす苛性ソーダや強い洗剤を使用していない為、多少時間はかかりますが、このように洗浄しております。
21. 吹き出し口内を高圧洗浄。
吹き出し口の奥にあるファンローターが一番汚れているケースになります。中が見えないので汚れに気づきませんが、少しでもルーバー類に黒いカビがついていますと、ファンローターはカビで汚れており、カビ・ホコリなどが混ざった黒い汚水が出てきます。
真水になるまで高圧洗浄してカビ・ホコリを除去致します。
22. 水気を取り除きます。
お掃除機能付きは、組み上げないと動作しないタイプが多いですし、故障の原因になりますので、この時点でウエスで水気を取り除きます。
細かい箇所もケレン等を使い拭いていきます。
23. カビを除去できました。
エアコンで一番汚れているファンローターもきれいになり、また吹き出し口もきれいになり、気持ちよくエアコンを使用できます。
24. アルミフィンもカビ・ホコリを除去できました。
高圧洗浄をすることにより、奥までホコリ・カビが除去でき、新鮮な空気を送ることができます。特にお掃除機能付きはここにホコリが溜まりますので、カビが発生する原因になります。そのままエアコンを使い続けるのは体にもよくないですね。
25. お掃除ロボットを本体に取り付け。
きれいになったアルミフィンにお掃除ロボットを取り付けます。
きれいにしたお掃除ロボットをビス固定位置・ツメ固定位置にしっかりはめて固定します。
26. コネクター類を差込していきます。
お掃除ロボットからでている配線を、電装基盤にしっかりと取り付けをしていきます。念の為取り外す時に写真を撮影する場合もありますので、その時は写真を見て確認作業を致します。
細かい部品ですので、慎重に作業しております。
特にパナソニック製(ナショナル製)は配線・コネクター類も多くなり、配線の取り回しもまた複雑になります。
比較的シンプルなのでが、富士通・ダイキン製になります。
メーカー・年式・大きさにより異なるケースも多く、技術が問われる箇所になります。
27. 電装基盤を固定致します。
ステンレスカバーの電装基盤を、ビスで固定していきます。
電装基盤は各メーカーとも通常ビス1本ですが、奥側・手前側・上側・下側の爪が各メーカーいろいろなタイプがあります。
28. 本体カバーを取り付けます。
本体カバーを取り付ける時は、各所に当たらないように確認しながら取り付けます。シャープ製はまっすぐ入れないと入りませんし、パナソニック製・ダイキン製などは下に向けながら入れたりと、ここでもメーカーにより色々なタイプがあります。
29. 本体カバーを固定します。
爪がしっかりと固定でき、ビス固定位置も問題なく位置決めできましたら、ビスで固定していきます。
固定が終わりましたら、上部の爪がしっかりと固定できているか、上下左右のカバー位置が問題ないか、電源線の入れ込み位置は問題ないか、など確認致します。
30. パーツ類を組み込みしていきます。
クリーニングしたダストボックス・フィルターなどを入れていきます。
特に注意が必要なのが、シャープ製です。フィルターの入れ込み位置は決まっておりますが、クリーニング時に、違う位置に収まっている場合があります。ご自身で掃除されたり、以前違う業者にクリーニングしてもらったことがあると聞きます。決まった位置以外にも2箇所フィルターが収まってしまう構造のため、勘違いの原因になります。
31. フロントカバーを取り付けます。
各パーツ類をいれましたら、フロントカバーを取り付けます。入れ込み部分もプラスチックですので慎重に行います。
また、配線が通っているフロントカバーはコネクターを差込みして取り付けます。
取り付けが完了したましたら、各所問題ないか再度チェック致します。
32. 試運転を行います。
電源をいれて、フィルターリセットボタンがあるタイプは、リセットスイッチを押してフロントカバーを閉じます。
フィルターが問題なかチェックして、試運転を行います。
その時、水滴が若干でますので、試運転後拭き上げて、作業終了になります。
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